2017年 3月 の投稿一覧

4月の医院からのお知らせ

4月6日(木) 午後休診いたします。
※緊急の方は午前中にお電話ください。
5月11日(木) 診療は午後2:30からとなります。
※午前中は美杉台中学校の歯科検診があります。
 

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2月5日(日)は、ホテルブリランテ武蔵野にて埼玉県歯科医学大会があり、
出席してきました。

特別講演「歯科のくすりと全身のくすり」では、消炎鎮痛剤は種類により
作用する部位が異なるというところが、興味深かったです。
また、講演Ⅱの「歯科医院における抗血栓療法患者や骨粗鬆治療薬使用患者の
抜歯について」では、抜歯前に骨粗しょう症の薬を休薬しておくことに、
積極的な根拠がまだないというのが結論かなと思いました。
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4月16日(日)ドックスベストセメントセミナーに出席を予定しています。
5月21日(日)パーシャルデンチャーセミナーに出席を予定しています。

 

花粉症とお口の乾燥

院長の椎橋です。

 

少しずつ暖かくなってきましたが、花粉症の方には毎日つらい時期ですね。

 

この花粉症は目のかゆみ、くしゃみや鼻水など、目や鼻の症状がつらいだけでなく、

お口に思わぬ悪影響を及ぼすことがあります。

 

たとえば、花粉症で鼻づまりになると口呼吸が多くなり、

口内が乾燥しやすくなります。

また、花粉症のお薬には副作用として唾液の分泌を抑えてしまうものもあります。

 

乾燥で口の中がネバネバする、乾いた食べ物が食べづらいなど、

お口の乾燥が3か月以上続く場合には「ドライマウス」(口腔乾燥症)と

診断されることもあります。

 

唾液にはお口の中の細菌の繁殖を抑えるとともに、

むし歯になりかけた歯を修復する役割があります。

唾液が少なくなると、自身で口内を浄化・修復する力が失われてしまい、

細菌によって引き起こされるお口のトラブル(虫歯や歯周病など)の

リスクが高くなります。

 

お口の乾燥を防ぐには、うがいの回数を増やしたり、

こまめに水分補給をして潤いを保つ事が大切です。

また、食事以外にもキシリトールの入ったガムを食べるようにするなど、

咀嚼(そしゃく)の時間を増やして唾液の分泌をうながす事も効果的です。

 

セルフケアで改善しない場合には、お気兼ねなくご相談ください。

院長 椎橋