虫歯と知覚過敏、痛みの違いは?

皆さんこんにちは、院長の椎橋です。

梅雨も明け、本格的な夏がやってまいりました。

気象庁では夏の最高気温は2014年から毎年更新されていると言われています。地球温暖化でこのまま毎年気温が上昇していくことを想定すると、数年後の夏はどのように過ごしていけばいいのか不安になるこの頃です。 

 

そんな暑い夏、冷たいアイスや飲み物などを食べる機会も増えてきます。みなさんはそんな時、突然歯がキーンとなる痛みを感じたことはありませんか?

キーンとした痛み、できれば起きてほしくない症状ですが、その痛みが虫歯なのか知覚過敏なのかを判断するのは難しいですよね。(※知覚過敏とは歯ブラシの毛が触れたり、冷たい食べ物や風が吹いたりなどで感じる一過性の痛みのことです)

それでは虫歯の痛みと知覚過敏の痛みにはどのような違いがあるのでしょうか。

先ほどお伝えしたとおり知覚過敏の痛みは一時的で、歯みがきの時や冷たいものや熱いものを食べた時にシミます。左右の前から3~5番目の歯に起きやすい傾向にあり、確かめるように痛む箇所を爪で弾いたりしても痛くはありません。

また、虫歯の痛みは初期の段階では甘いものや冷たいものがシミやすく、進行するにつれ熱いものもシミるようになり、症状が悪化すると何もしなくても慢性的に痛みが続きます。主に歯ブラシが届かない箇所に痛みが起こりやすく、痛む歯を爪で弾くとひびいて痛みます。

このように虫歯と違って知覚過敏は一時的な症状なのであまり大したことはないと思われがちです。でもそういった症状が続くとなかなか辛いものですよね。

いずれにしても目に見えない歯の症状、痛みがないと忘れてしまいがちですが、自己判断せずに定期的に健診を受けることをおすすめいたします! 

7月のブログ

院長の椎橋です。

気温の高い日も多く、蒸し暑く感じることが増えてきました。

湿気の多い季節は、なんとなく気分が憂鬱になってしまいますが、

体調管理に気をつけて蒸し暑さに負けずに乗り越えたいですね。

 

さて、この季節になると田畑だけでなく茂みの多い公園からもカエルの鳴き声が聞こえ始め、これにもまた季節の変わり目を感じることができます。

 

今の季節、カエルは冬眠から目覚め、春の暖かな陽気にも慣れ、パートナーを見つけるために一生懸命鳴き始めます。カエルの合唱は梅雨から夏にかけての風物詩ですね。

 

ところで皆さんはカエルには歯が生えているのはご存知ですか?

カエルの上顎には櫛(くし)のような円錐形(えんすいけい)の小さな歯がびっしりと並んでいます。下顎には生えていません。カエルは通常エサを丸呑みしてしまうのですが、この歯は、エサを口の中で押しつぶしたり逃げないように捕まえておくために使われているようです。

 

またカエルなどの両生類の歯は、一生の間に何度も歯が生え変わるため、虫歯を気にする必要もありません。私たち人間には羨ましい限りです。

 

 

ちなみに身近で見ることのできるアマガエルやヒキガエルなどには歯は生えていません。

歯の生えているカエルは外来種に多いようなので、ペットショップなどで見ることができたらラッキーですね。

 

梅雨の頃は気圧の低下により放置していた虫歯が痛みを感じやすくなります。

そうなる前に、気になるところは早めに歯医者さんで診てもらいましょう。

                 院長 椎橋

6月のブログ

院長の椎橋です。

 

今年も湿気たっぷりの梅雨の季節がやってまいりました。

 

皆様は梅雨の時期のお天気コーナーで

『湿舌(しつぜつ)』という言葉を聞いたことがありますか?

 

この舌のような曲線である「湿舌」が天気図状に現れると、大雨に注意が必要だそうですよ。

お口に関する言葉がお天気用語にもあるなんて面白いですね。

 

さて、皆様は『舌』にも正しい位置があるというのはご存じでしょうか。

 

舌の位置なんて気にしたこともない・・というのが本当のところかと思いますが、

舌の位置が正しくないと歯にも様々なトラブルが起こることがあります。

 

ここで舌の理想的な置き場所がどこか確かめてみましょう。

 

まず、口を閉じている時に舌全体が上顎の凹んだ部分にくっついて収まり、

舌先が上の前歯についていないこと。

そのかたちが舌のベストポジションです。

 

例えば上顎に舌がついていなかったり、舌の位置が低く下の前歯に

ついてしまっていたりすると歯並びが悪くなる原因になります。

 

また、歯と歯の間に舌があると開口(かいこう)という前歯が

噛み合わなくなる状態になることがあります。

 

このように、舌のポジションが悪いと知らないうちにお口のトラブルが

発生してしまうおそれがあります。

舌の位置は歯並びにとってとても重要なんですね。

 

今まで気にしていなかったという方も、この機会に舌の正しい置き場所を

少し意識をしてみてはいかがでしょうか。

院長 椎橋 

 

セミナーに参加してきました

2月5日(日)は、ホテルブリランテ武蔵野にて、埼玉県歯科医学大会があり、出席してきました。
特別講演、「歯科のくすりと全身のくすり」では、消炎鎮痛剤は、種類により作用する部位が異なる
というところが、興味深かったです。

また、講演Ⅱの「歯科医院における抗血栓療法患者や骨粗鬆治療薬使用患者の抜歯について」では、
抜歯前に、骨粗しょう症の薬を休薬しておくことに、積極的な根拠がまだないというのが結論かなと思いました。 

 
4月16日(日) ドックベストセメントセミナーに出席してきました。

5月21日(日) バーチャルデンチャーセミナーに出席予定です。

5月の医院からのお知らせ

5月11日(木)午前中は美杉台中学校の歯科検診のため休診します。

午後は診療しております。 

 

※5月の3連休は、久しぶりに家族全員の予定が空いたので、軽井沢に出かける予定です。
天気が良ければいいなと思っています。 

5月のブログ

新緑の、青葉が目に眩しいこの頃、

お家のベランダや庭、渓谷にも大小様々な鯉のぼりが元気に泳いでいますね。

 

鯉は昔、「鯉が滝をのぼり、竜となって天に登った」という

言い伝えがあり、男の子には出世して立派になってほしいという願いや

意味が込められ、端午の節句に飾られるようになったと言われている

縁起の良い生き物です。

 

自然の中にいる鯉はシジミやタニシを好んで食べるようなのですが、

パクパクさせている口の中にそんな硬いものを食べられるような歯は

見えません。

 

実は、鯉には喉の奥に「咽頭歯(いんとうし)」という歯が生えています。

その咽頭歯を使って貝殻を噛み砕き、砕いた殻はエラから吐き出される

仕組みになっているのです。

 

鯉のエサは水の中で柔らかくなるから歯がなくても食べられるというのは

間違いで、ちゃんと秘密兵器を持っていたんですね。

 

やはり、歯がなければ食べたいものも我慢しなくてはいけません。

 

そうならないように、定期的に歯医者さんで診てもらうことはとても大切です。

そして、普段からお口のケアはしっかりしていきましょう。

院長 椎橋 

4月の医院からのお知らせ

4月6日(木) 午後休診いたします。
※緊急の方は午前中にお電話ください。
5月11日(木) 診療は午後2:30からとなります。
※午前中は美杉台中学校の歯科検診があります。
 

----------------------------------

2月5日(日)は、ホテルブリランテ武蔵野にて埼玉県歯科医学大会があり、
出席してきました。

特別講演「歯科のくすりと全身のくすり」では、消炎鎮痛剤は種類により
作用する部位が異なるというところが、興味深かったです。
また、講演Ⅱの「歯科医院における抗血栓療法患者や骨粗鬆治療薬使用患者の
抜歯について」では、抜歯前に骨粗しょう症の薬を休薬しておくことに、
積極的な根拠がまだないというのが結論かなと思いました。
---------------------------------- 
4月16日(日)ドックスベストセメントセミナーに出席を予定しています。
5月21日(日)パーシャルデンチャーセミナーに出席を予定しています。

 

花粉症とお口の乾燥

院長の椎橋です。

 

少しずつ暖かくなってきましたが、花粉症の方には毎日つらい時期ですね。

 

この花粉症は目のかゆみ、くしゃみや鼻水など、目や鼻の症状がつらいだけでなく、

お口に思わぬ悪影響を及ぼすことがあります。

 

たとえば、花粉症で鼻づまりになると口呼吸が多くなり、

口内が乾燥しやすくなります。

また、花粉症のお薬には副作用として唾液の分泌を抑えてしまうものもあります。

 

乾燥で口の中がネバネバする、乾いた食べ物が食べづらいなど、

お口の乾燥が3か月以上続く場合には「ドライマウス」(口腔乾燥症)と

診断されることもあります。

 

唾液にはお口の中の細菌の繁殖を抑えるとともに、

むし歯になりかけた歯を修復する役割があります。

唾液が少なくなると、自身で口内を浄化・修復する力が失われてしまい、

細菌によって引き起こされるお口のトラブル(虫歯や歯周病など)の

リスクが高くなります。

 

お口の乾燥を防ぐには、うがいの回数を増やしたり、

こまめに水分補給をして潤いを保つ事が大切です。

また、食事以外にもキシリトールの入ったガムを食べるようにするなど、

咀嚼(そしゃく)の時間を増やして唾液の分泌をうながす事も効果的です。

 

セルフケアで改善しない場合には、お気兼ねなくご相談ください。

院長 椎橋 

 

もうすぐ節分ですね。

院長の椎橋です。

 

毎日厳しい寒さが続いております、2月は一年で一番寒いと言われておりますが、

皆様は体調など崩されていませんか?

 

節分を迎える二月は暦では季節の変わり目、今年は2月4日が立春なので、

前日の2月3日が『節分』ということになります。

 

節分には『豆まき』をして、歳の数だけ豆を食べ『恵方巻き』を食べる。

恵方巻きが身近になってからの歴史は浅いですが、

今ではすっかり定着していて、私達にはどちらも大切な節分の行事ですね。

 

また、節分には豆や恵方巻き以外にも食べられていた食材があると

言われています。それが『鰯(イワシ)』。

固く尖った葉とイワシの臭いのきついことから鬼が嫌うとされ、

柊に、焼いたイワシの頭を刺し『魔除け』として飾られることもあるようです。

 

イワシはビタミンDやDHA、EPAなどが豊富に含まれています。

ビタミンDが豊富だとカルシウムの吸収も促進されるため、

歯や顎の発達を促してくれる栄養満点の食材です。

 

邪気を追い払うために豆をまき、福を取り込む意味で

自分の数え歳の数だけ豆を食べる。

 

そして、その年の恵方を向いて食べると縁起がいい『恵方巻き』に

イワシのお料理を加えたら怖いものなしですね。

 

ちなみに今年の恵方は『北北西 やや右』だそうです。

美味しく縁起をたくさんかついだ後は、歯磨きも忘れずにしましょう。

 

年末年始の休診のお知らせ

12月30日(金)より1月4日(水)まで休診いたします。

 

※1月3日(火)休日診療当番医ですので、9:00から12:00まで、

 救急の患者様を診療いたします。

予約はお取りできませんので、来院の順番とさせていただきます。